繊細で敏感な気質、HSPにとって、会社勤めはつらいもの。一生懸命頑張ったんだけど、なかなか続かなくて・・・。そんな思いをしている人はいるのではないでしょうか。この記事では、仕事の環境に影響を受けやすく、実力を出し切れないHSPのために、フリーランスという働き方を紹介します。
フリーランスとは何ですか?

HSP_仕事_つらい_適職などというキーワードで検索していくと、
「HSPにはフリーランスという働き方が向いている!」
という言葉を見たことがあるのではないでしょうか。
「フリー・・自由・・・素敵!」
HSPの人はあまりそのように楽観的には考えないとは思いますが、気になっている言葉だと思います。
フリーランスは昔から専門性の高い技術者の業界などでよく見られている働き方ですが、近年のインターネットが当たり前になったグローバル社会では、様々な在宅ワークが可能となったことにより、メキメキと注目度が上がっています。
また、昨今の不安定な社会情勢(特に2020年の初春からは・・・)によって、その需要が上がってきています。
フリーランス=在宅ワークではない
これから説明しますが、フリーランス=在宅ワークというわけではありません。
しかし、ご時世的に在宅ワークへの需要が上がったことで、これまでのように結婚や子育てを機に退職した人だけでなく、様々な人がフリーランスという働き方に参戦してきています。
在宅にワークに希望を見出しているHSPの人も、この流れにぜひとも乗りたいですよね。
フリーランスの働き方

さて、フリーランスとは具体的にはどのような働き方なのでしょうか。
現在は、会社勤めをしてお給料をもらう、サラリーマンなどの給与所得者のほかにも、働き方に多様性が生まれています。
いくつか紹介しますね。
主にインターネットを利用して、自宅をオフィスとして働く。
個人事業主・被雇用者は問わず、オフィスをかまえずに、様々な場所で働く。wifiが飛んでいるところなら、どこでも可能。
カフェでコーヒー飲みながら働く!とかよく聞きますね。
派遣会社と雇用契約を結び、様々な職場に派遣されて仕事をする
派遣は一昔前にドラマになったりして流行った言葉です。
そして、個人事業主として自由に請負契約を締結し働く形態のことをフリーランスと言います。
上の働き方と違いがいまいち分かりにくいかもしれませんが、フリーランスは個人事業主として働き、組織に属さないという部分がミソです。
まさにHSPの人にフリーランスが向いているのでは?と言われるのはこの組織に属さないという点ですね。
フリーランスの語源
ちなみにフリーランスの語源は中世にまでさかのぼり、
どこにも属さないで戦う槍騎兵
から来ているらしいですよ。カッコいいですね。
フリーランスには、絵描き、音楽家などの芸術分野、アナウンサーなどのマスコミ関係、通訳、エンジニアなど様々な職種があり、オフィスだけではなく、色々な現場で働いている人もいます。
芸術的センスに長けているHSPの人には、芸術分野などは興味深いのではないでしょうか。
ただ、近年では一番需要があるのは、IT関係のお仕事でしょうね。まだまだ社会的にはITエンジニは数が足りないと言われており、引く手数多のようです。
HSPがフリーランスを選ぶメリット

フリーランスは、ひとつひとつの案件ごとに請負契約を結びます。
それぞれの契約は、自分のやれる範囲で仕事の量や納期を設定することもできます。
また、ちょっとHSPの人は苦手かもしれませんが、報酬に対して交渉することもできます。
HSPの少数派な気質、センスを活かすことができれば、実力を出し切れなかった会社勤めのときよりも、気持ちよく働くことができ、かつ、収入も上回ることができるかもしれません。
HSPとしての強みを最大限に活かせる仕事を選べること、そして、HSPの気質の弱い部分を避けて、やりたい仕事が選べることがHSPがフリーランスの形態で働く最大のメリットです。
フリーランスは自分の意志で環境を整えることが基本のため、バランスがとりやすく、HSPが会社勤めのときにはできなかった、自分らしい働き方をするための手段です。
既に今、市場で求められているような能力が十分にある人は大活躍できるでしょう。
HSPがフリーランスをやるデメリットはある?

組織に属さず、何でも自分で決められる自由さはHSPにとってありがたいでしょう。
しかし、全部自分の自由ということは、全部自分でやらなくてはならないということでもあります。
組織に属しているときは、多くの人がそれぞれの役割をこなしています。
フリーランスは、その多くの役割を1人分とはいえ、全部自分で責任をもってやらなくてはなりません。
営業、契約、税金、保険、それらについて詳しくならないといけません。
フリーランスは仕事を自分でとる
特にフリーランスは待っていても仕事がもらえるわけではありません。
いかに自分の営業力で仕事を獲得し、収入を得ていくかということが継続した課題になります。
なんだかんだ言って、安定した仕事を得るためには人脈も必要になります。
自分のやりたい仕事をやるために、結局自分のやりたくない仕事もやらなくてはならないのがフリーランスということですね。
ただ、不特定の人と多数に関わるわけではなく、自分が仕事を獲得していくために最低限の人と連携していけばいいわけです。
人間関係を絞ることができるのであれば、HSPの気質は悪い方には、はたらかないかもしれません。
営業をする環境も自分で選べる。そこにどれだけ希望を見出せるかが、HSPがフリーランスとしてやっていけるかどうかのところでしょうか。
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HSPとして、自分の気質を活かし自由に働くためのフリーランスですが、技術はあるのに、やっぱり対人関係にエネルギーをとられてしまうのがネックだと考えていないでしょうか。
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様々な案件を見ることは、フリーランスとして働くイメージを広げるのに非常に役立つと思います。
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実績やフリーランスとしての自信がまったくないうちに苦手な営業をやろうとしても、しんどい思いをするだけです。
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在宅ワーク需要が高まっている昨今、フリーランスとしての働きかたは、これからどんどん増えていくでしょう。
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